【3章】無くなった日
とうとう手術の日がきた。
仕事が忙しく、やっとというより、もうかっと言った感じ。この日も夜勤明けで、会社で事務作業を終えたまま病院に向かった。
大阪の都市の雑居ビル
なかなか見つけれなかったけれど、大通りには面している場所だった。
時間も午後4時くらいなので、夜のオネーサン方はいないけれど、同伴っぽいのはチラホラ(///ω///)♪
話は脱線するが、少し前キャバクラにしっかりはまった事があり、もう同伴の感じにはとても敏感。【この話は気が乗ればどこかで書き連ねたい】
雑居ビルを入ると、エレベーターで上に行く。
たまたまだが、キレイな女性も乗ってきた。
その女性は別の階に用事があるみたいで、上階のボタンを押す。
ここで、私は美容クリニックの階のボタンを押さないといけないのだが、手術の内容のせいか少し負い目があり恥ずかしい。
クリニックと同一階に法律事務所的なものがあったので、そっちに行きますよって感じでボタンを押す。
女性の表情変わらず、、、
よし、耐えた
無事クリニックに着く
すぐ入り口に受付があり、右と左に別れて入るようになっている。【銭湯みたいな感じかな】
室内は、綺麗といえば綺麗だけど、思ったより狭く殺風景。
待機場所も、三人程度しか座れない
あと一度中に入ると、受付の人は見えるけど、お客さんは見えないようにバリケードしているが、声はしっかり聞こえる。
私の入った待機場所は、とりあえず私1人だった。
そこで受付の女性【かわいい系の清楚黒髪】が同意書を持ってくると同時に料金の支払い。
ガードも使えるみたいだけど、現金持ってきてたから現金で10万の支払い。
今後のコンドームを使わない分で、元を取れるかな?とかつまらない事を考えながら待ってると、違う部屋に通される。
診察室みたいな場所だ
ここも、汚くはなけど、本が雑然と置かれてるし、殺風景。オフィスビルから会社が撤退して、いらない備品だけを置いていったような感じ
そこでしばらく待つ
20分くらい待つと、男性の医者登場。
歳は40後半くらいで、細みと話し方のせいか少しオネエっぽい
見た目は、歌手グループのALFEEにいる高見沢【字違うかな?】を黒髪にした感じ
とりあえず、この医者をたかみーと呼ぶ
たかみーとは簡単な面談
手術の中身の話の前に、少し説教気味に説得される
たかみー「パイプカット簡単にするっていうけど、手術したら子供も当然作れなくなるよ?年齢も若いし、後悔するよ?ところでキミは何人か子供をつくったのかい?」
私「はい、四人です」
たかみー「それだけいてればもう未練ないね!日本の国にも貢献してるという事と、奥さんも同意してるって事でわかったよ!それで手術の内容は、、、」
ってな感じ
私の年齢が30前半だった事もあってか、乗っけから挑戦的な口調だったがすぐ理解してくれた。
パイプカットというのは、年齢高めの人がするものなのかな?
それでドキドキの手術部屋へ移動
中に入ると、たかみーの姿は無く、二人の女性スタッフがいてる
1人は20代後半くらいの、のび太のママみたいなじみ系女子。メガネと黒髪辞めればそこそこにならんこともなさそう。
もう1人は、ホットな内容で、カーリング女子代表のメンバーみたいな、化粧であるレベルまで持ち上げた顔
とりあえず、のびママの指示で、手術台に寝かされ、下半身を脱いで、ぺニスが出てる状態。
のびママは優しく緊張をといてくれる。
多分年下なんだろうけど、この場所のせいか母親のような安心感。
それで、とうとう手術が始まりました