【第4章】【This is パイプカット】

とうとう手術だ

ズボンとパンツを脱ぎ

緑色の手術台に乗せられて、女性スタッフにぺニス付近を念入りに消毒

冷たくて、くすぐったい

それに手術とはいえ、ぺニスを女性に触られて移動するので、若干サイズ感が変わった気もする(*´ー`*)

そんな消毒しながら、私のぺニスを触りながらも、ノビママは

「緊張しますか?」

「手術と言っても簡単な手術なので大丈夫ですよ」

「時間も30分程度ですし」

と気楽に話してくれる


そんなかんなで、間もなく医者のたかみー登場


まず、麻酔をぺニスの横に射たれる

パイプカット手術では基本コレが一番痛いとされている

なので当然痛い

いや、傷みは本来の注射くらいなのかもしれないが、射たれる場所が、たま袋付近なだけに特に傷みを感じやすいなのかもしれない

まぁこの後切開する為に麻酔無しでは到底耐えれないので、コレは我慢

我慢出来んほどでも無いし、コレがピークなら全然大丈夫ってな感じ


麻酔を射ったら、割とすぐに切開が始まる。

麻酔がそこそこ効いているので、違和感ありありだけど痛みは段々と無くなっていく


その後、たかみーは私のたま袋をゴリゴリ強めに握り出す

「ん?痛いぞ!」

急に強い傷みが、、、


事前のリサーチ不足だったが、本日カットする予定の精菅が切るところの奥にあるらしく、それを押し出すようにしてた

男なら分かるだろうけど、たま袋を握られれば当然痛い

痛いというよりも、耐え難い苦痛、、、

時間にしたら2分程度なのだろうけど、120秒もたま袋を締め付けられた経験は無いので、個人的にはこちらの方が麻酔よりも辛かった

その苦痛に仰向けで、若干腰を浮かしながら耐えた


その後は傷みらしい傷みも無く淡々と手術は進んでいく


はい、片方終了


精菅は両サイドにあるので、もう一本も切らないといけないので、今のルーティーンを麻酔からもう一度((((;゜Д゜)))


「あああ!!」


たかみーは、また俺の男に手を出す



そんなこんなで手術は完全終了した

【3章】無くなった日

とうとう手術の日がきた。

仕事が忙しく、やっとというより、もうかっと言った感じ。この日も夜勤明けで、会社で事務作業を終えたまま病院に向かった。

大阪の都市の雑居ビル

なかなか見つけれなかったけれど、大通りには面している場所だった。

時間も午後4時くらいなので、夜のオネーサン方はいないけれど、同伴っぽいのはチラホラ(///ω///)♪

話は脱線するが、少し前キャバクラにしっかりはまった事があり、もう同伴の感じにはとても敏感。【この話は気が乗ればどこかで書き連ねたい】


雑居ビルを入ると、エレベーターで上に行く。
たまたまだが、キレイな女性も乗ってきた。
その女性は別の階に用事があるみたいで、上階のボタンを押す。

ここで、私は美容クリニックの階のボタンを押さないといけないのだが、手術の内容のせいか少し負い目があり恥ずかしい。

クリニックと同一階に法律事務所的なものがあったので、そっちに行きますよって感じでボタンを押す。


女性の表情変わらず、、、


よし、耐えた


無事クリニックに着く


すぐ入り口に受付があり、右と左に別れて入るようになっている。【銭湯みたいな感じかな】
室内は、綺麗といえば綺麗だけど、思ったより狭く殺風景。
待機場所も、三人程度しか座れない

あと一度中に入ると、受付の人は見えるけど、お客さんは見えないようにバリケードしているが、声はしっかり聞こえる。

私の入った待機場所は、とりあえず私1人だった。

そこで受付の女性【かわいい系の清楚黒髪】が同意書を持ってくると同時に料金の支払い。

ガードも使えるみたいだけど、現金持ってきてたから現金で10万の支払い。

今後のコンドームを使わない分で、元を取れるかな?とかつまらない事を考えながら待ってると、違う部屋に通される。

診察室みたいな場所だ

ここも、汚くはなけど、本が雑然と置かれてるし、殺風景。オフィスビルから会社が撤退して、いらない備品だけを置いていったような感じ


そこでしばらく待つ

20分くらい待つと、男性の医者登場。

歳は40後半くらいで、細みと話し方のせいか少しオネエっぽい

見た目は、歌手グループのALFEEにいる高見沢【字違うかな?】を黒髪にした感じ

とりあえず、この医者をたかみーと呼ぶ


たかみーとは簡単な面談

手術の中身の話の前に、少し説教気味に説得される

たかみー「パイプカット簡単にするっていうけど、手術したら子供も当然作れなくなるよ?年齢も若いし、後悔するよ?ところでキミは何人か子供をつくったのかい?」


私「はい、四人です」


たかみー「それだけいてればもう未練ないね!日本の国にも貢献してるという事と、奥さんも同意してるって事でわかったよ!それで手術の内容は、、、」


ってな感じ


私の年齢が30前半だった事もあってか、乗っけから挑戦的な口調だったがすぐ理解してくれた。

パイプカットというのは、年齢高めの人がするものなのかな?


それでドキドキの手術部屋へ移動


中に入ると、たかみーの姿は無く、二人の女性スタッフがいてる
1人は20代後半くらいの、のび太のママみたいなじみ系女子。メガネと黒髪辞めればそこそこにならんこともなさそう。
もう1人は、ホットな内容で、カーリング女子代表のメンバーみたいな、化粧であるレベルまで持ち上げた顔


とりあえず、のびママの指示で、手術台に寝かされ、下半身を脱いで、ぺニスが出てる状態。


のびママは優しく緊張をといてくれる。


多分年下なんだろうけど、この場所のせいか母親のような安心感。


それで、とうとう手術が始まりました

【2章】男で無くなる一歩

パイプカットを決意したものの、なかなか腰が重い。

自分的には、デメリットほぼ無しの結論に到った訳で、躊躇するものは無いのだけど、なぜ?

そもそも、健康体【健康過ぎる】の状態で手術をしようかというのだから仕方がないか(´Д`)

こういう時は、自分を追い込む状況をつくりあげる


ネットで手術したいところを予約して、行かないといけない状況を作り上げる。

まぁ本当に嫌になったらキャンセルするだけなのだから、意味は無いのかもだけど、流れに流されやすい性格なので。

そこで、病院探しが始まった、、、


住んでるところが割かし関西の都会だから、病院はいくらでもあると思った。

ただパイプカットとなると意外と病院が少ない(((・・;)

多少遠くても通常は大丈夫だけど、日帰りといえどアソコにメスを入れた後だから近いに越した事ないし。


まずは近くの大きい総合病院に問い合わせてみた。
通常の病院のほうが、金額も安く、安心出来るイメージがあったから。

電話したところ、、、、




やってないという事でした(-.-)ノ⌒-~


大手の病院だとあんまりやってないのかね、、


ネットでパイプカット出来る場所を探すと、
次はパイプカットの出来る、美容クリニック。
スタッフも何人もいて、麻酔やら、事後の検査もしっかりした内容。
パイプカットした後は、精子の検査があるのだけど、やり方も、キットに入れてクール宅急便にて郵送。

ココいいな(⌒‐⌒)

ただ、手術代が20万と少し高め、、、

金額的には払えるのだけど、ケチな私は、もう一度探してみる。



次は、こじんまりした美容クリニック。
ただ関西以外に、関東にも支部があるらしく、二店舗あるみたい。
価格は10万円。
価格は良いのだけど、場所がなぁ、、、
関西の夜遊びスポットの中の雑居ビル。
ホテヘルとしては、地名を聞けば男性ならだいたい分かるのでは?ってくらい有名。


コレ美容クリニックなんだから、夜の蝶とか来るやつでは?(((・・;)


まぁ、手術の成功は、個人の技術なのだから、どこでも変わらない、手術が安い分、案件を多くこなして経験豊富なはず!


と自分に言い聞かせ電話をしました。



電話に出たのは、女性だった。
ただ少しふてぶてしい。
声の年令から30代前半【推定】

美容クリニックってこんな感じなのか??


とりあえず予約をとる


びっくりするくらい、簡単で質問も無い。
当日持ってくるものも無く、大丈夫か??というのが第一印象。

先の大手の病院だと、パイプカットのパートナーの同意書や、最低子供一名を生んでいる条件などがあったが、ここは一切無い。


不安を抱きつつも、予約完了。

なにやら、関西も関東も同じ店長で、店長が基本手術を全て行うらしく、店長が関西にいてるときのみ予約が可能との事。
多分、ヒアルロンサン【?】とかの注入的な、簡単なのは他のスタッフで対応するのかな??って感じだった。


予約は三週間後だった。


とりあえず嫁さんに報告。


一言


有り難う


と言われました。


大変良い言葉やね(^ー^)


次回は病院の時の話を書きます。

【1章】つい最近男では無くなりました

つい最近手術を行いました。

そう、去勢です。

去勢といっても単なるパイプカットですけどね。

あまり経験した事が無い人も多いと思うので体験談を綴ります。

きっかけは、子供が出来すぎた事でした。
30前半で4人の子持ちに(((・・;)
1人目は、一度したら即妊娠。
【一応籍入れてからの妊娠だけれど、結婚式では妊娠してました】
2人目はなかなかできず。
3人目は一度で。
4人目も一度で、、、。

2人目が出来にくかった事もあってか、油断してしまいました。後、避妊は外だしonlyなので妊娠しても何も不思議でない。

そんなこんなで、私がパイプカットする事を決意しました。

そもそも、調べてみるとパイプカット以外にも避妊はいろいろありまして

女性側だと、ピル飲んだり、リングを入れたり、子宮くくったり

ただ費用的にも、副作用的にも、パイプカットが一番合理的でした。

パイプカットは、費用も割安、効果は半永久的確実、日帰り手術で仕事にも影響無い。

もう、子供四人も産んでくれた嫁さんにこれ以上に頑張ってもらうのも悪いので、最後は私が頑張る事にしました。


悪い事の無いパイプカットですが、自分なりにデメリットを考えてみました。

・手術が痛いかもしれない
・医者によっては失敗されるかも
・安いにしても、それなりの費用
・基本的に元に戻すのは不可能
・なので離婚して、再婚相手とは子供が望めない


そんなところだと考えました。

もしも離婚した事の事を考えて無いほど、幸せ能では無いですが、もし第二の人生があれば子供のいない人生を歩みたいかな

四人もいれば充分堪能できます。

何よりこの四人に少しでも質高い教育を受けさせたいから、私は手術するんだから(*^O^*)

そんなこんなでインターネットで、病院を見付ける事から始めました。


この続きはまた余裕あれば書かせて頂きます。